二部式着物 誕生秘話
1986年 北関東地区 温泉地の旅館
少しずつ「東レの洗える着物」が旅館の制服として認知されてきました。 時代も時代、最高の時でした。 旅館の人手不足で困っていた女将さんが見えて 「新入社員が入社しても着物を着付けるまで時間が掛かって仕方が無い。なんとかならないか?」 と、要求されました。 そこで縫製技術者達と相談して出来上がったのが「業務用二部式着物」です。 一般の二部式着物では帯が着用できなかったのですが、改良して帯の着用できる業務用二部式着物を作りました。
今では全国的に着用されておりますが、実はワークプレタが日本で一番最初に業務用の二部式着物を開発したのです。 今思えば当時特許申請しておけば良かったと少し悔やまれます。 そんなエピソードで出来上がった着物です。