着物・帯のお手入れ方法
How to Cleaning
ワークプレタの業務用着物はクリーニングはもちろん、家庭用洗濯機で色落ち・縮みの心配が少なく、安心して丸洗いできます。 特に東レの生地は、防水・防汚・静電気防止加工が施されており、洗濯をしても長く機能性は保てます。
家庭用洗濯機ご使用の洗濯方法
- 洗い方
着物をたたみ、市販の大型の洗濯ネットに1枚ずつ入れて洗います。 【全自動洗濯機の場合】
洗濯・脱水時間の短い洗い方(ソフトコースや手洗いコースなど)を選んでください。
ソフトコース等が無い場合は、手動で脱水時間を1分以下に設定してください。 【二槽式洗濯機の場合】
弱水流で3〜5分程度洗ってください。 洗い上がりは軽く15秒程度脱水してください。 - 洗剤
洗剤は洋服のおしゃれ着用の中性洗剤を使用します。
漂白剤の使用は避けてください。 - 水温
水または30℃以下のぬるま湯を使用してください。 - 干し方
脱水後は洗濯機に放置せず手早く取り出します。
全体を1〜2回振りさばいた後、衿や袖口などの形を整えて、きものハンガーや物干し竿に通し、風通しの良い日陰で干します。 - 注意点
金箔や銀箔、刺繍のある付け下げなどは、ドライクリーニングに出してください。
手洗いでの洗濯方法
洗剤・水温は洗濯機使用の場合と同様で、押し洗いか振り洗いで10分程度で洗い上げます。その後、そのまま素早く陰干しします。
※すすぎ洗いの水はきれいな水をこまめに取り替えてください。汚れた水ですすいだり、長時間付けたまま放置すると、せっかく落とした汚れがまた付着する場合があります。
アイロン掛けの方法
ノーアイロンでも着用できますが、シワが気になる場合はアイロンを掛けるとさらにきれいに仕上がります。
アイロンを掛けるときは、必ずあて布をして、「化繊」「絹」または「低〜中温(120〜140℃)」で掛けてください。
プレスがきかない場合には、あて布に霧を吹き、裏側や見えないところで試し掛けをしながら、徐々に温度を上げて様子をみてください。
シミ抜きの方法
汚れが付いたら、素早く処理をしてください。
※ベンジンなどのご使用は避けてください。
【水溶性の汚れの場合】酒・醤油・ジュースなど
1、汚れた部分の下にあて布をして、水で濡らしたガーゼなどに固形石鹸を少量つけ、汚れた部分をたたいて落とします。
2、濡れタオルでふき取り、あとが残らないように乾いた布で水気を取り、周囲にぼかしてください。
【油性の汚れの場合】機械油・食用油など
水洗いで落ちない場合は、最寄りのクリーニング店にご相談ください。
ドライクリーニングは石油系(京洗い)をご指定ください。
帯のお手入れ方法
洗剤・水温は洗濯機使用の場合と同様で、押し洗いか振り洗いで10分程度で洗い上げます。その後、そのまま素早く陰干しします。
※すすぎ洗いの水はきれいな水をこまめに取り替えてください。汚れた水ですすいだり、長時間付けたまま放置すると、せっかく落とした汚れがまた付着する場合があります。